学会の直前は準備のために,オンコール,当直ははいらないように
してもらっている.直後にたいてい当直がはいる.
それは良い.
嫌なのは,「書類作成」が溜まっていること.
サマリーなどは,最近は紹介状,情報提供書のコピペで
さらにそれを簡素化したものなので,時間はかからない.
面倒なのは,交通事故の後遺症診断書である.
まあ,常に5人分は目の前の棚にある.
学会の前は,目の届かない場所に隠しておく.
終わってから,心おきなく書けばよい.
それと,委員会のレジメ作り.
委員会の集まりの日も自分が委員長なら,学会の直前は避けている.
そうしないと,学会準備の時間が取れない.
以前試算した,年に新ネタで10回発表すると,
どれぐらい忙しい期間があるかでは,
抄録を書く1週間.
学会前の1週間.
それのためにできなかった,
たまった書類書き,台帳書き,委員会の準備で1週間,
その間に,次のネタの資料集めがはいる.
要は,一回の学会発表をすると,3週間は忙しい.
もちろん,残った週には当直がはいる.
学会直前には当直が入らないようにしている.
となると,毎月3週間以上,4週間は忙しいとなる.
したがって,10回発表が上限であろうと試算した.
今は,学会終わって2日目.今日は一日中外来.
明日の委員会の討議の元ネタを作っている.
今日の外来の紹介患者の返事も書かないと・・・
まぁ,それでも,以前の単身赴任の時の仕事量の2/3程度ではないか?
以前,有名な釣り番組の西山徹さんというキャスターの写真がでていて,
後ろにかばんが二つ準備されていた.
ひとつは今回の番組用.もうひとつは次の出張用とのこと.
それを見て,驚いた.
そうやって,服装から道具から2回分以上を準備しながら
にこやかに,釣りまくっていたのは,本当にすごいことであると.
それで行くと,学会も,次の学会用の準備を済ましておいて,
今の学会に臨むほどの用意周到さ,万端な準備が必要なのであろう.
もし,年間15回以上の学会発表をするとなると,そのようになると思う.
毎日毎日,発表ネタを,練り続けないとダメでしょうねぇ