5回目の学会発表の抄録がすんだ.2010年記録

※これは2010年の記録

実は,
4回目の抄録の締め切りが
4月30日だった.

それは29日の晩にすまして,UMINで送った.
その発表日は6月初めである.

 

次の発表予定の学会は7月半ばであった.
それで,4月30日に抄録の締め切りはいつかしらんと
学会のホームページを開けてみた.
それは,4月30日を5月10日に延期と書いてあった.
だいぶ先に締め切りますなぁー.

まあ,自分はネタになるだろうと
思っていたことがあって,
地域連携室に聞いてみた.
実は,前から資料があればと言っていたが,
まったく話が通じない.

それもそのはずで,
自分自身は「あるに違いないもの」と思っていたのは,
まったくまだ実行されていなかったからである.

それを4月30日に
地域連携室とMSWと診療情報室に聞いて,初めてわかった.

それは何か?

ようは,「脳卒中パス」なるものが
2008年から自分の属する医療圏で動き出した.
急性期病院の自分たちは医師,看護師,栄養士,リハビリと
みなエクセルに情報を入れていく.

さらに,回復リハ病院でも情報をいれていく.

自分が,打ち込むのは全体のごく一部である.
そして転院前日に完成するので,全体をみることはない.
ましてや転院先で入力されたデータなどをみることはない.
その患者さんが,自宅に帰るなり施設に入るなりしても,
脳梗塞,脳出血は再発することがある.

再入院患者はそのパス導入以降も15人近くいる.
その時に,かかりつけ医がこんなことをしていた
などの情報もはいって,大きな輪が完結して,
自分が新たに書き込むことになるだろうと思っていた.

要は,急性期病院はその時になって,
自分たちの最初のデータなどから,
なぜ再発したのか,
どうなったのかがわかると思っていた.

それを分析すれば,
なにか発表のネタになるだろうと思っていたわけである.

しかし,回復期リハ病院は書き込んでも,
その後のかかりつけ医や療養型病院の
書くような部分は,作られていない.

そんな部分はまだ,できていない.
相談途中なのかも不明である.

要は,大きく一周することなく
途中で途切れるということ.

まあ,再発した人たちの分析となると,時間もかかり,
ゴールデンウィークにも入ってしまえば,もう無理である.

地域の脳パス開始の報告は,
最初から関与してきた人たちの発表であろう.
そこから,なにか言えることがないと
脳外科医の学会発表ネタにはなりがたい.

そもそも,直前に一生懸命打ち込んで,
こちらとしては,仕事が増えただけの,
その脳卒中地域連携パスはどれだけ
役に立っているのかいないのかの検証がまだないので,
なんらかの形でしてみたかったのが自分の本意であった.

自分としては,紹介状のコピペなのだが,
今まで入っていなかった情報が入って
患者さんは満足しているのだろうか?
CDに入れた情報は,患者さんに帰属するので,
本人,家族は自宅で
それを見た人がいるのだろうか?

謎のままである.

それはそうと,
自分の考えていたネタは,また今度何かで発表しよう.

突然,後10日,実際は休みがそのうち,8日ぐらい.
ダメだこりゃ・・・
と,一日中,引きこもりのように部屋にこもって,
じっと新ネタを考えていた.

救急関連のほうでは,
発表できるかもと思っていたことがあった.
過去のその学会の演題をプログラムでみてみた.

素晴らしいのも,やっつけ仕事のもいろいろと発表がある.
口演ではなく,ポスターぐらいなら行けそうなかな?

どうかな,これなら,受けるかな?
というネタが,一つあった.
それを,5月5日の昼から,ずっと推敲していて,
今さっき,それらしい形にできた.

600文字が少なすぎて困ったが,
自分がトップでやっているものなので,
明日,細かいところを微調整してだしてみよう.

これで5回目の抄録が完成した.
この学会の後は,
学会の地でガイドを雇って
フライフィッシングに行ければよいが・・・

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