※これは,スマホがでる前の記録.
懐かしい(2016年5月17日)
節目節目で内容が変わる
時間管理術の本も,
発行年で,大きく内容が変わっている.
大抵が仕事やすべきことを短時間に
というメッセージなので,道具が変われば当然変わる.
自分の印象では,
(1)コンピュターが世にでる前の1980年ごろまでの本
(2)インターネット,メールが普及しだす前までの1995年ぐらい前までの本
(3)携帯電話が普及して大半の人が持ち出した2000年以降の本
に分かれる.様な気がする.
年代ごとに大きく異なる.
しかし,
偉大なドラッカーの「プロフェッショナルの条件」の時間の部分は
何回読んでも,携帯電話があろうがなかろうが啓発される.
これは概念本に入るので,時代を超えて読み継がれていく.
透徹した頭脳の人が本を書いてくれるということは,
実際はあまり無いと考えている.
さらに日本では
(1)バブルがはじけた1992年7月以降の本
(2)リストラが完成し,グローバルスタンダードが普及しだした2000年移行の本
などで,趣が異なる本が出ている.
バブルがはじける前の本では,
「40歳代を迎えた社員は,今後も定年まで会社にいるのだから・・・・」
という文章が書いてあって,今読むと意味不明である.
ところが,その後は,時間管理も
「会社に頼らないでやっていけるように資格を取る.
その為には早朝の時間が自分のための・・・」などが書いてある.
要はその手の本は,時間管理というよりは,処世術の本である.