辞める人と辞めない人
いつの間にやら多くの人がやめていった.
そこで,分かったことがある.
辞めたい辞めたいと多くの職員が
つぶやいている.
それなのに多くの人がすぐやめるわけではない.
しかし,1年間では多くの職員の
入れ替わりを実感する.
そこで,問題です.
辞めていく人と結局は辞めない人は,
仕事中見ていて区別がつきますか?
という質問です.
医師に限って言えば,
人事異動で異動が決まっているヒトは,
みな辞めたいとは言わない.
それは2-3年すれば次に異動することが
分かっておれば,言う必要もないからである.
人事異動とは別に入ってきた医師に関しては,
「いつでも辞めてやる」などと
不平不満を言い続ける人は,
結論から先に言うと,辞めない.
しばらくは辞めない.
辞めると決めて,次を決めた人は,
急に周りの人に辞めるとは言わなくなる.
残されたものへの罪悪感,
次にいくための実質的な準備に加えて,
不平不満はもう言う必要がないので言わない.
最後までにしておかないといけない仕事,
次のところでする仕事,引越しの段取り,
いついなくなることを発表するか?
など具体的な行動が必要となり,
直前までいわない.
ということで,
見分けるコツは
「不平不満を言わなくなった人」は消える
具体的な準備が進んでいることを意味する.
状況が改善されて,
職場に満足して不平不満を言わなくなる人は,
今の日本では,というか自分の周りにはいない.