戦い済んで,日が暮れて 専門医試験受験まで 2009年記録

ひとつ試験を受けてきた.
結果は,まだ先として,思ったこと.

今までの試験の時でも思ったこと.
しかし,これは実際に勉強して試験を受けないと実感できないものである.

1)試験までの時間がまだある時
  ここまですれば十分と思って,勉強して知識を増やす.
  それが,役に立つこともあり,勉強することは悪いことではないと思う.

2)直前
  わかっていない,知らない知識がものすごく多いことに気が付く.
  あわててやるが,上滑りである.
  読んでも,理解はできない.丸暗記になる.

3)試験中に思ったこと.
  毎日,興味をもって,もう一つ奥まで知識,理解を深めることが
  結局は一番大事である.
  「あー,これも,こういうとこまで知っていないといけないのか,
   そうかそうか」であった.
  まあ,帰って調べてみよう.
  実際帰って調べてみて,ほぼ自分の回答が
  間違っていることに気が付いた.
  思い込みは根が深い.

4)直後1時間以内
  本屋さんに行った.ほんとに大きな書店は久しぶり.
  「おまち」にでる感覚も久しぶり.
  気がついたこと.
  記憶術,勉強法,ノウハウ本がほんとにいっぱい並んでいる.
  これらの本を一日一冊,全部覚えて半年かかる.
  その時には,試験は終わっているよ・・・・.
  それらの本は,結局,勝負をかけて打って出られない人が読み続けることで,
  時間をつぶすための本であろう.
  いろんな言い訳をしながら・・・.
  
  勝負をかけて,上に行った人たちに本の執筆依頼が来るのである.
  ということは,試験では,受けるレベルまで行かない人,受けてだめな人
  などで,合格する人の方が圧倒的に少ない.
  実際の試験の倍率は,難易度を示すわけではない.
  合格率数%の試験はたくさんある.
  しかし,以前,職場で聞いたが,
  英語の試験を受けに行った人が,最初に英語で説明があって,
  それから,部屋が別れる時に,その説明自体が聞き取れず,
  部屋に行けなかったらしい.
  そのようなレベルの人でも,試験を受ける.
  合格率は実際の難易度を示してはいない.
  合格率50%でも,選ばれた人たちが受ける試験では,
  きわめて,難易度が高いものがある.
  大体が,そこまで行くのに数年かかるような試験は
  大体,合格率はその程度である.
  
  以前,どこかの国の宮廷料理か何かの資格試験のニュースがあり,
  非常に難関で,しかも,受験は一生に一回のみしか受けられないというものが
  紹介されていた.
 
  自分の受ける試験はそこまでは難易度はない.

5)帰りの新幹線の中で考えていたこと.
  今までの区切りはついた.
  「新しいことをしよう.」

6)翌日の朝から,仕事中に思ったこと.
  どっさり,仕事がたまっている.
  締め切りを延ばせるものは,すべて延ばしてある.
  まあ,少しずつ,やっていこう.追いつかないと.

7)翌日の夜思ったこと.
  お勉強したのは一か所にまとめておこう.
  全部不必要になるかもしれないし,また来年ということもありうる.
  当初の予定の,次の試験の予定をしらべよう.
  実際にしらべて,どこに,それらをおいてあるか不明.
  明日は,職場を片付けよう.
  早めに行こう.
  

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