課題:「知識は,収益になるのか?」
自分の,脳外科,救急,脳卒中,頭痛学会の
専門医としての知識の獲得,技術の維持には,
ありていに言えば,「時間」と「費用」
がかかっている.
それを,無償で,各地で提供してきた.
もちろん,本業の日常臨床に役立ち,
生活の基盤であるが.
長い歴史:その昔
以前も,「メールでゴー」という
院内向けのお勉強の内容を配信していたが,
すぐになくなった.
それは,
自分の実力,実績,使える資料の
少なさなどから消えた.
2003年頃の話.
あれから,10年近く自分は,人が変わったように,
努力をし続けた.
学会発表は,毎年5回以上は行った.
院内講演など,やってやってやりまくった.
その間のIT事情の改善.
時代はヒトめぐりした.
また,偶然の産物で,
この7月から,自分の病院で
e-learningが始まって,
SEさんに,コンテンツは何かないかと聞かれ,
去年の〇本での1時間の講演のスライドを入れた.
他にもスライドは,年間300枚は作ってます.
それらも,入れたらよいが,
意外と,アップするのは簡単.
電カルのコンピューターに常駐しており,
ログインしたら,見える.
それらにたくさん入れてあげよう.
そうすれば,病棟で質問されることもなくなる.
それにのせてあるから勉強してねと言えば
おしまい.
さらに詳しい勉強にもなる.
考えに考え抜いたアイデアを実行しよう.
8月8日が自分の誕生日.
それまでに形にしよう.
ということで,
マグマグ有料メールに
自分が作った「脳外科病棟講義」というのを
サンプル号を送ってみたら,
土曜日にメールで送ったら,
火曜日に認可がおりた.
第一号は9月20日からである.
急いで第3号あたりまで作りたい.
まあ,あわてないで,作っていこう.
これは軌道に乗ってもらわないとこまる.
自分のビジネスモデルの本体は,
1)有料のメールを配信.
は,目標ではなく,手段である.
2)必要経費が認められるか?
有料事業をしているので,
収益がいくばくかある.
その収益を上げるためには,
「雑誌代」「参考論文代」「学会出席費用」などが,
当然,必要経費としてかかってしまう.
本当はい,今までもかかっていたことだが.
今まで,本の原稿などは書いたが,
参考文献代,本代などは必要経費として素通りしていた.
その理屈で行けば,今までの雑誌代などは
ぜーんぶ素通りで,必要経費に認められそう.
学会の出張費,参加費などが通れば,
年間20万円は軽く浮く.
さらに,年間購読費用を払っている雑誌代は??
まあ,今年は,軌道にのせて,来年はちゃんと領収書を取って
必要経費に落とそう.
3)自分の勉強になること.
この年で,勉強しなおせるのは,幸せ.
しかも,それがお金になるなんて.
4)経済的な家族からの独立
病院の給料以外の収益源が自分にできる.
これは,完全に,「自分自身のお小遣い」になる.
家庭用の給料以外の収益があるということは,
ある意味,経済的な自立である.
フライロッドとライン代も今日も72500円も振り込んだが,
それらを払うのも,「自分個人のお金」から
今後は払い込むことになるので,困らない.
まあ,そんなことを,つらつら,考えていた.
戦略としては,
1か月前に病院のe-learnigに載せる.
そこで,意見を職員に聞く.
そこで,改良する.
それを,全国にメールで配信する.
まずは,数名でも購入してくれたら,
それでよい.
まあ,一歩ずつ,すこしずつ.
今年の2月にe-taxも勉強したので,
来年の2月までに体制を築き上げていこう.