5年ぶりの総会出席 感想その1

脳外科の専門医の更新に,
いくつか条件が加わった.

5年に一回は,総会に出席しないといけないこと.
FDというFaculty developmentという
講習を受けないといけないこと.

なんとか,どちらも目的を果たした.

もともと,自分は毎年,他の学会で発表もしており,
いわゆる「点数」は毎年十分に獲得しており,
今までに更新で問題になったことは無い.
脳外科のそれぞれの専門の学会のほうが
細かいことまでわかり楽しいので
そうしていただけの事.

ポスターは全部見て回った.
手術器具に関しても,全部見て回った.

5年ぶりなので,いろいろと器具,道具に関しては質問をした.

書籍の販売もしており,めぼしいものは
タイトルをメモして帰宅.
その場では買わない.

近くの本屋なら10%引きで新本が購入できるので,
2万,3万とかさむと大きいので,最近は,そうしている.
今は,その本の価格を調べている.

自分なりの結論は,
1)王道とそのほか
あるいは,基幹産業と隙間産業
あるいは,人気芸人と一発屋
あるいは,有名な基本の決め技と絡め手 (上手投げと猫だまし)
あるいは,会社本部長と特任部長
の違いが,脳外科全体の中にあるとの思いを感じて帰ってきた.

要は,脳動脈瘤,脳腫瘍の治療が本流で,
バクロフェン髄注療法,脳脊髄液減少症などが,別系統.

脳外科医なら,どちらにも精通しているほうが望ましいと思った.
しかし,それは,やはり難しい.

要は,保守本流のクリッピング,髄膜腫の手術ができて,
他のこともできるのが,脳外科医としての満足度をあげることに
なると思うという感想.

勉強になりました.
久しぶりにでたからか?

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