敗軍の将,兵を語る.その1 旭川ダム.今年はおしまい.

 今年は,もう,シーズンオフです.

なぜ,旭川ダムで,フライでは,あんなにつれなかったか?

最終確認に,4月28日の日曜に行きました.

わかったこと.

ダムサイトに一番近いワンドには,川が流れ込んでいる.
その,川のほうからその日は,行った.
そこで,練り餌でタモロコとオイカワを釣っていたおじさんがいたので,聞いてみた.
昼からきて,小さな練り餌に30cmのニジマスが2回きた.
糸が切れた.今年は,アマゴは,ほぼ全く見ない.彼らは
表層を泳いでいるので,いつもは見えるが,今年は見ない.

水の色も緑で,アマゴの色というよりは,バスの色.
透明度が高くない.すでに温度も上昇.


橋の上から見ると,群れている魚がいる.
少し大き目は,色の黒さなどから,ハスで間違いない.

小さいものは,上から見る限り,カワムツに見える.
小さなライズもするので,間違いないと思う.今までも
たくさん,カワムツは釣ってきたので,間違いない.
表面には,アマゴは全くいない.
去年,おととしは,スクーリングしているのをボートで追いかけていた.今年は,ほとんどそんな話は聞かない.
現に,そのおじさんも,見ていない.

どこにいったのか?

夕方になったので,ダムの最上流に行ってみた.
19時の真っ暗になるまで,そこにいたが,

去年は,ものすごくカゲロウ,トビケラが乱舞していた.
それに向けて,すさまじいライズがあった.
その時は,ニジマスもハスもつれた.

今年は,ハッチは非常に散発的である.
ライズらしいライズもほとんど,その日は
夜までなかった.
3月20日もなかった.
要は,連日,ライズは無い,あるいは少ない.

今年は,(1) 水の色が違う.表面温度が上がりすぎ?
(2) アマゴのライズが散発的,スクーリングしてない」
  要は,表面にいない.水面を見ていない.
(3) 虫のハッチ自体が,去年と比べると,極めて少ない.

ということで,底に沈んでいる可能性が高い.
今年は,「ハズレ年」なのであろう.

ところで4cmから10cmのタモロコ,オイカワを釣っていたおじさんは,それを食べるわけではなく,
「ウナギのエサとして,針につける.120匹をつけて沈める.」
とのこと.カウンターを持参しており,今日は107匹でやめと
釣りをやめられた.

それで,「多い日に天然ウナギが二匹取れる」そうな.

まさに,「食物連鎖」そのものである.
120匹が死んで,ウナギが2匹死んで,人間一人が1-2食
,食事にありつける.

まあ,勉強になった一日でした.

一匹もつれませんでした.その理由は,続く.

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