目木川と旭川ダム 2014年記録

旭川ダムに通って5年目の春
1)まず,5月3日に目木川での放流.
12時からのとのこと.
普通に情報が入っていたので,
5月4日に行ってみた.
どこに放流したのかわからなかったが,
えさ釣りのヒトが大勢いたので,
「ここで,放流したのですか? 」と聞くと,
皆が「そうです,ここと下の広いところの間です.」
と言うことで,下にも行ってみた.
下のプールみたいなところまでに
今年3回目の放流があったとのこと.
まあ,新聞にも広報にもあったことなので,
誰に秘密にすることはない. P5040540縮小

下の境界から,少し上がった瀬で,
みているとライズがたくさん.   
時刻は13時頃,
とりあえずコカゲロウパターンを投げると,
3投目でなにげに釣れた. P5040544縮小   

いつも思うのは,「これは,楽勝かも」であったが,
そんなときに限ってライントラブル.
目の前のライズを前に15分はもたついた.   
その後,ライズも消えた.   
そうこうしているうちに,
「放流現場の確認」と「放流物」を釣ることは,
もういいかと思い.   

今日の目的の場所へ移動.   
まあ,前日放流された養殖物がどんなものか,後でわかる.

2)旭川ダムも今年のシーズンも終了と
自分としては最後の挑戦.
まあ,真っ昼間に養殖ものの放流したては
ライズしていたが,
自分の考えている「野生」がそんなことはないと思う.
  15時すぎに現場に.
段々,曇ってきて日差しもそれほどきつくない.   
なんか,ライズしている.   
遠くで,バチャンと大きな音がするが,   
おそらく,乗っ込みのヘラブナの気がする.   
ライズなどでも無い.   
しかし,何か「アマゴライズ」があるような感じ.   
まず,大きなフライを投げてみた.
数回投げた.あら,鋭いライズ.   
なんと,大きなダム育ちの自分が追いかけてきた
「ニセギンケアマゴ」が釣れた.  28cmある. P5040554縮小

その後は,全くと言うことも無いけど時にライズがある.
夕方になって,ライズがでてきた.   
その時は,自分は前回の時,
スペントタイプの12番で 釣れた「思い出?」がある.
それで,スペントタイプに変えると,バタバタと二匹釣れた.
  P5040563縮小   もう,それで良いかなと終了.   
まあ23,24cmと一回り小さい.   
それでも,筋肉がプリプリで,尾びれもきれいであった.      
個人的には,今年のシーズンは終了.   
まあ,他のやり方をすれば釣れるかもしれないが.
夕方になると,
「trapped」と呼ばれる 羽根が水面にへばりついて, きれいに飛べない状態のものを 狙ってライズしている.
また,岸辺にはヒゲナガとは
異なる小さなトビケラ(カディス) が
結構とまっている.

それらのイマージャーの羽化直前の
「captive」という状態が
水面直下を流れると思われる.
要は,半透明な殻から出てくる瞬間なので 彼らは動けない.

アマゴにとっては,最大のチャンス.
しっぽに白い殻を模したフライで
イマージャーの形にすれば良い. さらに腹部は緑色・ 探せば,そういう色のフライはいくつも出ている.

自分の印象としては,
両方の要素を含んだフライが釣れると 予測している.
その時間帯は,あまり浮力はないが 「スペント」で
お尻に白い殻を付けて ややfattyなフライが釣れる気がする.

3)自宅に持って帰ってみてみる.
とにかく,今回は色々と試したかった.
それで,上の三匹と下の一匹を比べると
それぞれのヒレが全く違う.
また内臓を取ると,筋肉の質が違う.
前日まで養殖されていたものはベトベトで脂ぎっていた.
まあ,焼いたらジュージューと油がでてむしろおいしいかも. P5040570縮小

これは,アマゴを食べるのが好きという,同僚にプレゼント.

4)今後の方針   
まあ,釣れる場所はまだまだあるような気がしてきた.  
一カ所で釣れたら,他でも釣れるような気がするもの.   
次のポイントを探してみたいが,また一からの出発.

5)今までの道のりの回想

2009年  
はじめて,ボートに乗った.その時はダムの中では,
ものすごいライズがあった.
数匹の大きなアマゴがカディスを追いかけてきた.
その時の自分の考えでは, 小魚を食べているに
違いないと考えていた.

しかし,他のボートからルアーで釣れたアマゴの
胃の中をはじめてみた.      

現場でボート管理人が箸二本を口からいれて 抜き出して,
見せてもらった.

まあ,「全てが虫であった」ことがわかった.
「彼らは,フィッシュイーターではない.」とわかった.
14時から16時の間にすさまじいハッチがあると
その時に判明.       

2010年   
同僚と行って 初めて小さなものをダム内で
1匹フライで釣った.この年はこの一匹で終わり. 
自分のフライ人生が徐々に変わりだしたこと.

この年は,北海道阿寒川で爆釣 したが,
技術的に???な時期.   

2011年 
ボートから1匹.
その時ガイドさんが3匹ルアーで釣った.
4月14日の話.
4匹とも,28-30cmの自分としては,
ばかでかいアマゴ.

2012年  
全く,釣れなかった.
この年は不作で,ルアーのヒトもほとんどゼロであった.   

技術的には,
その後,有名な東さん,渋谷さんのスクールに3回行って, 各地のガイドさんにもお世話になって,
ほんとにすこしずつ,できるようになった時期.
むしろ,本業に疲れがでて,かわりにこっち??

2013年       
本当は釣れる年,
この時,最大のヒントをゲット.
体調くずして,少しつらかった時期.
14時から16時の間にすさまじいハッチにライズ.
これなら,浅いところでバックが取れればバスでいう陸っぱりでも 釣れるかもと,実感.    
フライマンなら,wadingして釣らないと・・・・・
自分の間違いは,ダブハンで遠投してなどと考えていたこと.
バックも取れないしなど色々,道具をそれまでにそろえていた. 実は,浅いところでライズがあると徐々にわかる.
 
2014年 
コンスタントに釣れる場所が,最低4カ所はあるような印象.
まあ,釣れだしたらヒミツになってしまう.
そんなこんなで,今年は達成した.
それもこれも,レンタルボートのヒトや
バスのヒトが つれないフライフィッシャーに
色々とアドバイスをくれたおかげ.

ゴチャゴチャ書きましたが,
まあ次は,
昼間の児島湾のシーバスと 5月10日予約していたが,
用事が入ってアウト.
もう週末は,6月半ばまで全部用事が入っている.
今年もダメな感じ.
サカナは逃げないけど時間は逃げる.
こちらの若さも体力も無くなっていっているので,
最後の挑戦の気分.                           

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする