仁淀川冬期釣り場で,ようやく,わかって追いついた

あまり,行ける日もないし,
行ってみても,うまくいかないし・・・ 

とはいえ,
12月29,30日と行ってみて,わかったこと.
ライズは,ものすごくある.
いわゆる「ボコボコ ライズ」
しかし,流れている物が全くみえない.
JA ガソリンスタンドの前の橋の下では,
散発的なライズ.
自分は,18番のフェザントテイルを流して,
1匹は食いついてきたが,はずれた.
水面直下のニンフじゃないことは,証明できた.
合流部でも,全く,相手にしてくれない.
流れのあるところで,1匹食いついてきただけ.
しかし,ライズは続く.
それで,まわりを飛んでいるユスリカ?を見て,
29日は,突然,ひらめいた.
29日は高知の実家に泊まった.
フライを巻く道具も今回は持って帰った.
ひらめいた理由は,今更ながら,
知っているヒト,わかっているヒトからすれば,
当然の答え.
それは,「2,3 mmの小さなユスリカを食べている」ということ.
岩の間に溜まっている虫をみると,大きさは3 mmはない.
それらは,大量に流下している.
29日の晩に,TP-77の22番の先端だけにスレッドと
CDCだけのものを巻いてい見た.
巻いた長さ,要は,ボディが3 mm以下になるようにして巻いた.
30日の朝は,まず,JA ガソリンスタンドの前の橋.
上からみると,アマゴが群れています.

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ライズは,浅いところでも,あるのであまり近づくとダメ.

年末浅瀬に淀川

まず一投目からバシャンと来て,途中で逃げた.
まあ,自分の考えが当たっていたと判明.
しかし,何回かくるが,全部,途中で逃げた.
バシャンと来るのと針掛かりするのは別とわかった.
合流部に行くと,高知の方が22番フックでやっていた.
なかなか,つれない.周辺でライズはボコボコ続いている.
時々,風が吹いて,フライが流れる.
その時には,間違って?食いつくこともある印象.
しかし,自分の印象では,
22番のそのまま全部の長さを使えば,大きすぎる.
「5 mmでは,大きい.」が答え.
それが,世間?で言う
「見えないライズ」の答えであろう.
「羽根も透明で薄い.1.5 mmから3 mm弱の
ものが,大量に流れても,数メートル離れた
こちらからは,全く見えない」
延々と,毎日毎日,フライを見続けた彼らの
選択肢は,「ティペットの付いてない本物のコカゲロウ」
はバックリと食べるが,
ある一定以上の大きさのものは,まず,じっくり見て,
ティペットなどがないこと,本物としての動きをすること
などを確認して食べることをおぼえた印象.
ゆっくり流れるプールなら,そして鏡面のような流れなら,
確認してから食べるだけの時間がある.
おそらく,さらにおぼえたことは,
2,3 mmの小さなものは,大量に流れてくるが,
それらは,フライである確率が低い.
「安心,安全」であれば,バクバク食べれば良い.
それと,冬の時期に流れてくる虫に,栄養たっぷりで
大きなものなどいないという事実がある.
小さいので,大量に食べないとカロリーは取れない.
それで,再び,夕方15時半頃,合流部に行くと誰もいない.
昼間からのボコボコライズは続いている.
自分の理屈を試してみよう.
まじめに,6X, 7X, 8Xと結んで,ロングリーダー,
ロングティペットにした. 投げにくい.
そして,フライは,TMC-508の23番のbodyの
先だけに,スレッド+CDCを巻いた物.
フライのボディサイズとしては,2-3 mm程度.
なんとか,短時間に2回当たって,
一匹目は,大きかったので6X, 7Xのつなぎ目から切れてしまった.
これは技術的な問題.
2回目は,サカナ自体が小さく,釣り上げれた.

自分的には,
1)サカナから見えるフライは,小さければ小さいほど良い.
2) ティペットも細ければ細いほど,良い.
   しかし9Xでは,自分の技術では無理である.8Xまでである.   
3)こちらからすれば,フライが小さすぎて,
  見えないと困る. その工夫が必要.
3)水面より上は,それほど小さくないと行けないことは無い.
  要は,CDCは,下で束ねておいて,上の方は大きめに
  広がっていても,それほど問題にはならないような.
  要は,水中でのbodyの長さ,太さであろう.
  色は,natural tanなどが良いような印象.
  これは,はっきりせず.
  薄く,ぼやけて,実態がつかめないようなものが,
  一番かもしれない.
   羽根は,透明なので,全体としては,
  くっきりしたボディとぼやけた周囲.
  それが全体で,2.5 mmから3 mm以内に
  収まらないと行けないことになる.
4)フライが沈みやすいのは,困る.
  それで,CDCをポスト代わりにして,1枚だけ
  小さなハックルを巻いて,沈みにくくするのが良い.
  大きめのパラシュートにする必要は無い.
  それでは,「大きめのユスリカ」になってしまい.ダメ.
  2,3 mmの長さで十分で,それ以上は初期の目的に反する.
  要は,少しでも沈まないようにするだけ.
などが,ようやくわかったと言うこと.
反応性に時に大きなフライに来ることがあるが,
それは,「ボコボコライズ」を釣っているわけではない.
また,ボコボコライズしているのは,一般に
小型から中型まで.
大物は,一回の動きで多くのカロリーを得たいので,
大きな,確実なものが来るときだけに反応する印象.
ということで,ようやく帰宅して,
がまかつのRT17ー3FTの24番と,TMC-518の28,30,32番を
注文した.
自分の一番小さなフライフックが23番なので,追加した.
また,届けば巻いてみよう.
しかし,小さいフライには,バチャンと来ても針がかりが
なかなかという問題が,ある.
TP-77,78などの細い軸物,
あるいはナノスムースコートなどの針掛かりの
良い物の,「ボディの前半分」のみに巻くのが,正解の気がする.
ようやく,謎のボコボコライズの謎が解けました.
しかし,これは,長良川のシラメなど
全国的には,良く知られた話と,後になって気がついた.
去年の荒尾川本流のライズの嵐も,
「32番ぐらいの羽根ありを食べているので,釣れませんよ」
と教えてもらい,自分のフライでは無理であった.
まあ,それらが,今になって,高知で実感としてわかった
というお話.
遅すぎる????
今まで,どうやって釣ってきたのか?????

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コメント

  1. KAN より:

    SECRET: 0
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    自分も3日に初釣りとして、冬季釣り場へ行ってきます。
    雪が心配ですが(笑)