最近は,医療系のブログも読まなくなった.
なぜか?
医療崩壊の現場からのブログが減ったから.
要は,戦争中の,あるいは試合中の生中継は,
負けていても見る.
しかし,敗戦となった後の人々の生活は,
緊張感がない.
現場の緊張感が楽しい.
スポーツでも,試合が終わって3日後の選手たちの
生中継などは存在しない.
回顧録はものすごく古いものでないと価値がない.
そんなこんなで,医療系のブログは読まなくなった.
要は,「戦争は終わった」からであろう.
医療崩壊は,ある形で,終わったと感じている.
医療は一定の崩壊が終わって,
時代的には空白の時のような気がする.
今日の会で,医療の予算についての話もいくつかあったが,
国民の一人当たりの借金の割合は1945年の太平洋戦争末期の時と
同じになっているそうな.
その統計と,自分自身の個人の感覚は同じことを意味している.
無理に無理して頑張った戦いは,
終戦を迎えて,新しい枠組みを作らないと
いけない時代ですよということ.
まあ,三国志でいえば,劉備玄徳も諸葛孔明もなくなった後,
その部下たちが最後まで戦った歴史があるが,そんなもの誰も読まない.
要は,一時代済んだ後の,始末記みたいなもので面白みが少ない.
新しい時代のために戦ったのではなく,
終わりの整理をしたような戦いの記録を
誰がこのんで読むのかということになる.
次の新芽がでるのを待ちましょう.