お勉強に行ってきた.
問題患者の対処法というのでは,
なぜ,その対策が必要か?
「ほかの通常の患者さんの診療を維持する」
「職員を守る」
という大義名分がある.
まあ,一般社会でも同じである.
「院長を出せ」では,院長を出してはいけない.
「全権委任されているので,それで,話が進まないのら終了」との返答.
「警察なんか怖くないぞ」という人には,「それでは,警察に来てもらいます.」とほんとに来てもらう.
まあ,理不尽な要求に医師が矢面に立つ理由はどこにもないことを説明してもらった.
また,警察に電話するのも,それぞれの警察署に電話するのではなく,
110番に電話する.そして,回線をあけたまま,相手と話をする.
すると,警察は「安全確認の義務」があるので,固定電話なら,位置を特定してパトカーが来るとのこと.
警察署ではだめなど,いろいろとあるものと思った.
しかし,それは事務がイニシアチブをとってすること.
「診療契約破棄通知書」のひな型などスライドがでて,勉強になった.
医師は,病気を治療する訓練を受けているのであって,
モンスターペイシャントの対応法を訓練受けている人ではない.
したがって,医師が面と向かって話をするのは,よくない.