自分の個人的な直感が正しかったお話.国土交通省「国土のグランドデザイン2050 」

救急告示病院が存続する人口.

17500人から32500人.

相当の知識と経験を持つ医師が常時診療し、設備もしっかりした救急告示病院は3万7500人、有料老人ホームは12万5000人、

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170624-00052083-gendaibiz-bus_all&p=1

自分が2004年頃から「医療崩壊」と呼ばれていたとき,自分の働いていた県の
各地の「市民」病院が脳外科の閉鎖,縮小が続いた.
その時,2名から閉鎖になったA市は,人口27000人,3人が2人になった市は44000人,
2名が1名に減った国立病院はメインの県庁所在都市の外れにある.
そんなこんなで,「脳外科がなくなる人口」は,3-4万ぐらいではないか?と思った.
それが,国土交通省の「存続確率50%」のラインが32500人ぐらいであろうとの発表.

自分の直感が正しかった.

今の自分がつとめている「県北市」が人口が10年前は55000人,今は47000人に減っている.
平成の大合併で,新しく「市」になって55000人,それが10年経過して47000人に.

まあ,予測が正しかったとして,毎年1000人減っていけば後15年で32000人になる.
自分も辞めても良い年齢になる.
そうやって,日本も変わっていくだろう.

今日,渓流を案内してくれた70才前の人の田舎の話
「集落には家が9軒あったが,昨年4軒が空家になった.」とのこと.
田舎にいけば,「廃村」とか「空き集落」となったところはどんどん広がっている.
その人も実の母親が突然無くなって,自分も怪我をしたので,実家の草引きもできないらしい.「集落は,消える時は,あっという間に消える」

おそらく,都会の人には,そうやって消えていく集落が,毎日毎日,山の中,川の側,
海の側にあるのが,わからないであろう.

まあ,市井の人の「なんとはなしにきている大きな変化と感じている」状態は,
間違いなく,正しい.

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