非常に,多くの本が,出ている.
相手に伝わるように書きなさい.という本が.
医学論文は,その点,簡単.
IMRAD方式は,世界共通.
イントロ,メソッド,結果,and 考察である.
これは,多少は,形を崩したものがあっても,
医療関係は,ほぼみなこれであろう.
しかし,文化系の文章は違う.
理系の文章は,まあ,医学だけでなく,工学,理学,生物学おしなべて
同じである.
それで分かりにくいのは,書くほうの知識不足なので,はじめから
論文としては落とされて日の目を見ない.
内容が高度で難解なのは,別にして,型が同じなのは,気が楽である.
英語でも同じで,文化系の文章は,自分としては読みにくい.
世の中には,分かりにくい文章があふれているらしい.
多くの,「文章の書き方,特にビジネス上の文章の書き方」の本がある.
読んでいて,「この程度のアドバイスをしないといけないということは
かなり,実情はお寒い」と分かる.
隠れた読み手を意識してなどといくつかのアドバイスがある.
会社と契約を結ぶ時には,直接の担当者ではなく,上司の決裁がいるので,
ほんとにその契約書を読むのは,上司ということになる.
あなた自身の文章はどうですか? というと,それはまた別の話.
今,小論文の書き方をお勉強してみようとして,気が付いた.
医学論文は,型にはまっていて,本当に分かりやすい.