この数年は,大きな病院の立て替えの時期.
2015年秋には,13階建ての病院が町のど真ん中に出来る.
また,駅の操車場跡という最後の町中の大きな空き地にも
8階建ての病院が立つ.
そんな,こんなで,小さいながらも自分の働いている病院も
40床増床で,工事中である.
自分は救急の部屋,患者の流れ,職員の居住空間など
あれもこれも,いろいろと考えた.
今は,建て増し建て増しで,職員も患者も病院の
端から端まで,対角線に画像検査,受付など行ったり来たりである.
そして,できあがったコンセプトが,
人の動きのすくないコンパクトな救急
患者,職員に安心,安全を保証する救急
隣のPET センターからの放射線障害のないことを保証する.
高度な専門的な知識と技術を提供する救急
そして,病院職員に根付いた,相手を慈しみ
こころから対応する,お・も・て・な・しの救急.
というものであった.
偶然にも同じようなプレゼンが,9月7日にあり,
驚いた.
日本人のセールスポイントは
大体,同じような形に集約すると納得.
まあ,パクリと言うよりは,オマージュというべきか,
トリビュートと言うべきか.
地域支援病院の講演会では,新しい当院の目指す救急について
説明をさせたいただいた.