今回は大きなレインボーを釣るのが目的で無く,
知床の突端に行くのが目的でした.
2014年8月26日,風も雨もあるが,
とりあえず羅臼の北の相泊まで行く.
前日は,雨と風で波が強く,出船もなし.
すさまじい波の中,船を出してくれた.
途中は,すさまじい波の上を疾走する.
横波を受けたら沈没しそう.
USJのアトラクションよりまだすごい.
と思わず,一人で笑っていた.

夜明け前に疾走するボート
波というかバシャバシャと顔面のフードに音を立てて海水がかかってくる.
少し,説明すると,
知床半島の半ばから先は,そもそも道はなく,
船で行くしかない.
驚いたのは,港もない.
砂利というか細かい岩場に船で波に乗って
そのまま,突っ込んでいくと判明.
場所取りも大事,彼らは,ほぼ全員ルアーの人達です.
フライは,準備に時間がかかり,どうも後手をひく印象.
強風,海に向かって立っています.
わかったことは,通常の8番ラインではなく,
先の重いものでないとダメということ.
残念だったこと.
さらに準備すべきこと.
自分の8番フローティングラインは飛ばない.
ショートベリーのより前方に重心のあるものでないと,
重いサーモンフライは飛ばない.
風が強いときは,特にラインが重要.
お約束のヒグマ登場,まだやせています.
これから秋の荒食いの季節でしょう.
船からみた岸壁,絶景ですが,自分はフライフィッシングにならなかったので,
気持ちは晴れやかではない.
羅臼は昆布で有名.その取ったところの作業場に初めてお邪魔させてもらった.
昆布自体は10-15 mぐらいの長さのような.
羅臼の道の駅で売ってたピンクサーモン(カラフトマスの海上の形)
筋肉がまだピンクです.それが川に入れば,背中に脂肪がついて,
セッパリの形になるというお話.肉の質も落ちます.
お値段はそれほど,高くない.
海のそばの道の駅は,非常に興味深い.
海産物が沢山.
羅臼に出来た診療所.どうも,医師不足で病院は維持できず,
診療所が出来た.
医師も募集しています.
来年の夏は,ここを拠点にサーモンフライフィッシングできるかどうか???
事務員とお話はしてきました.
今働いている病院にも2,3日なら大丈夫のような話は出来た.
来年は,北海道遠征が3回出来るかも.
それまでに,練習,準備,体力増進などしないといけないことが一杯あります.
まあ,この年で,もう一つ,チャレンジが出来て楽しい.
嫁さんは,「2年ぐらいで,また飽きるんじゃないの?」
と正しい予測をしている感じ.