大体,こんな発表をしようとすると,
イントロでは,こう言って,
結論はこうなって,
こうしたらよいとわかったと発表は終わる.
その時に,スライドは10枚頭に思い浮かべる.
イントロで1枚,
方法,対象で1,2枚
結論で1,2枚
典型的な症例提示などで1.2枚
考察は2系統必要.
自分の症例などの特徴的なものに対しての考察
その病気全体に対する考察
そして,結論.
結論は3文章必要.
この研究はこうなった.
どれだけ役に立つかなどの発展性を述べる.
今後の課題はこうである.
まったく型にはまった,茶道のようなもの.
あとは,お茶受けをどれにして,お釜はどれで,
などと趣味のよさをアピールする表現形式の美学であろう.
そこで,スライドの絵コンテを作る.
一枚一枚の概略を作る.
これは,時間のある時,適当な会議の間でもできてしまう.
必要な画像は,あの時のあれ.
必要な症例,必要な統計分析はどれ.
医学の世界の統計などは,精々が有意差検定までである.
特殊な回帰曲線での分析などもあるが,それは大きなプロジェクトの
ときで,個人が行う確率は低い.
しかもエクセルなどでできてしまう.
ところでパワーポイント,エクセル,フォトショップ,
ワードなどが使えない人がまだ大勢いる.
新人さんはまず,使えない.
それはまた別.